事後評価結果
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倉吉市の行政評価
H18評価シート H19評価シート H20評価シート H21評価シート H22評価シート 市民意識調査

行政評価導入の背景
 地方分権の推進をはじめ、我が国における社会経済情勢は大きな変革の時期を迎えており、いわゆる右肩上がりの時代から右肩下がりの時代へと変革してます。

 本市においても、経済情勢が依然として不透明な状況の中、少子高齢化の急速な進展に伴う社会的課題、地球規模での環境問題、高度情報化社会の到来など、市民ニーズの多様化、高度化などへの対応が迫られており、中長期的視野に立った計画的かつ安定的な行政運営を行っていくことが求められています。

 本市ではこのような社会情勢の大きな変化に的確に対応し、また、新しいまちづくりを計画的かつ総合的に進めていくため、平成17年12月に「第10次倉吉市総合計画」を策定し、将来都市像実現に向けたまちの課題(40施策)や取組を整理(体系化)いたしました。

 そこで、この計画がいわゆる絵に描いた餅とならぬよう計画に掲げた課題がどれだけ解決されたのか、また、それに向けた市役所の活動について、従来のように「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」の的確な選択をし、市民のみなさまに説明し、共有していくことが重要であると考え行政評価という手法を用いることといたしました。



行政評価とは
 将来都市像実現に向けたまちの課題がどれだけ解決できたのか(施策評価)、また、市役所の活動がまちの課題解決にどれだけ結びついたのか(事務事業評価)について、成果指標と目標値を設定した上で、現状値を把握・検証し、その結果を次に活かすというマネジメントシステムであり、PLAN(計画)⇒DO(実施)⇒SEE(振り返り)のサイクルを総合計画の体系に沿って機能させることで本市の将来都市像の実現を図ろうと考えています。
 
 また、その評価結果については、マネジメントシート(施策評価シート、事務事業評価シート)を用いて市民のみなさまへ公表し、市民のみなさまとまちの現状や課題、その解決方法について共有していきたいと考えています。


総合計画の進行管理

結果を振り返り次の企画と実施に反映







総合計画の体系に基づく評価


施策評価
 1 総合計画の体系に基づき、各施策の実績値把握と今後の目標設定
 2 目標達成度評価

事務事業評価
 1 各事務事業の活動実績を把握し、その実績を評価
 2 改革や改善の視点を考え、予算や計画に反映



行政評価の目的
 将来都市像実現に向けては市民のみなさまの役割とそれを支える行政の役割という協働の本質的な関係の構築、また、限られた財源の有効活用が不可欠であると考えております。
 そのためにはまず、従来型の行政運営から脱皮し、住民起点での行政体質の改革が必要であると考えており、本市における行政評価の目的を次のように考えています。
1.将来都市像「人と自然と文化がつくる“キラリと光る新中核都市”」実現に向けた重点課題を明確にし、財源を有効活用する。
将来都市像実現に向けて、あれもこれもではなく、本市の重点課題である「若者の定住化促進」に対し有効な施策や取り組みを検証し、それに対し人・モノ・カネを有効活用する。
2.計画から予算までまちの課題解決に向けた市役所運営の実現
従来のように、事務事業で寄せ集めた計画ではなく、課題解決に向けた計画から予算まで市民にとってわかりやすい市役所運営の実現を図る。
3.説明責任の実現
施策・事務事業の評価結果を通じ、まちの現状、課題解決に向けた市役所の活動について公開し、市民のみなさまへの説明責任を果す。