日 時 | 令和3年11月14日(日)午前10時~11時30分頃 |
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集合場所 | 天神川右岸河川敷(小田橋東詰めより上流へ約800m) |
観察場所 | 天神川右岸河川敷 |
定 員 | 50人【10月31日(日)午前9時~受付開始・先着順】 |
その他 | ・集合場所、活動場所にはトイレがありません。ご注意ください。 ・マスク着用、活動しやすい服装でご参加ください。 ・天神川漁協によるサケ鍋の提供は中止します。 ・新型コロナウイルスの感染状況により中止することがあります。 |
第9回 天神川のサケを見よう
《活動報告》
天神川に産卵のために遡上するサケの観察会を行いました。倉吉自然科学研究会の中前雄一郎先生と天神川漁業協同組合の西田二三男組合長に解説をお願いしました。冬が近づき、段々と寒くなってくる中、サケを見に天神川の川岸に集まりました。47人のご参加がありました。
はじめに、西田組合長から今回のイベントの内容の説明をいただき、その後、中前先生からサケの生態について解説をいただきました。天神川で生まれたサケは、オホーツク海、北太平洋、ベーリング海、アラスカ沖と4年間の旅をして、産卵のための栄養を蓄え、再び天神川に帰ってきます。
サケの生態について学んだ後は川岸に移動し、遡上してきたサケを観察しました。天神川漁協の皆さんが事前に捕獲したサケが、川の浅瀬にある生け簀で悠々と泳いでいました。中前先生がサケを追い立てると、サケは水しぶきを上げて勢いよく泳いでいきました。
間近で観察するため、川に入ると、サケは素早く間を縫って泳いでいきます。実際に持ち上げてみるとサケの大きさ、重さがよくわかります。子どもたちの体の半分以上の大きさがあり、片手では簡単に持てないほどのずっしりとした重さがありました。
産卵前のサケが捕まえられなかったため、例年行っている人工授精の実演はできませんでした。
サケを川岸に並べ、雄雌の違いや模様をじっくりと観察しました。
希望するご家族は、サケを持ち帰ることができました。サケを選ぶ順番を賭けて、じゃんけん大会をしました。
最後に、中前先生から、持ち帰るサケは絶対に生で食べないことなど調理法の説明があり、イベントを終わりました。
今回のイベントがサケの知識を深めるだけでなく、サケが産卵できる自然の残る天神川を大切に思うきっかけとなれば、幸いです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。