第8回 火星大接近

 

日 時 令和2年10月25日(日)午後7時30分~9時頃
集合場所 倉吉博物館裏 駐車場
観察場所 倉吉博物館裏 駐車場
定 員 20組(50人以内・先着順) 参加費不要
申込方法 10月10日午前9時~(月曜日は除く)電話で受付を行います。
その他 ・感染対策をして天体望遠鏡を使用します。
・マスク着用でご参加ください。
   

《活動報告》 

倉吉自然科学研究会の小川敦司先生、鳥羽哲久先生、松本博久先生を講師としてお迎えして開催しました。

この日は東側から火星、月、土星、木星と並び、開始時刻には木星と土星は打吹山に沈みかけていました。そのため、プロジェクタによる星空解説を後にして、まず木星と土星を観察することにしました。木星の縞模様やガリレオが自作の天体望遠鏡で発見したイオ等4つの衛星、いわゆるガリレオ衛星を観察しました。4つのガリレオ衛星は一直線にきれいに並んでいるところを観察できました。        

しかし、その後雲が・・・。 

雲におおわれている間、プロジェクタで四季の星座などの解説を受けました。しばらくすると雲の合間から火星が赤く輝き始めました。さあ、観察の再開です。

地球は約2年2ヶ月ごとに火星に追いつき、最接近が起こります。しかし、火星の公転軌道が楕円形のため、最接近の距離は近いときは約5600万㎞から遠いときは1億㎞以上と、2倍近い差があります。今回は6207万㎞まで近づく大接近です。              

赤く輝く火星や、クレーターがはっきり観察できる月、青白い多数の星の集団のスバル、二重星など観察することができました。秋の四角形(ペガススの四角形)や西の空に輝く夏の大三角、星座についても解説がありました。


 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
これからは空が澄み天体が観察しやすい季節です。ちょっと夜空を眺めてみてはいかがですか。