平成28年度 打吹山ウォッチングガイド《特別編》
   
「冬越しから目覚める動植物を見よう」


博物館では毎月「打吹山ウォッチングガイド」を発行し、打吹山の観察ポイントを紹介しています。
3月は《特別編》として観察会を開催します。

日    時: 平成29年3月25日(土)午後1時30分〜
集合場所: 倉吉博物館 正面玄関前
事前申込: 不要(直接、集合場所にお集まりください。)
注意事項: 少雨決行

動植物たちは寒い冬をそれぞれの方法で乗り切ります。樹木は毛皮上の苞や多数の鱗で茎の先端の芽を保護し、
昆虫は卵や幼虫、蛹、成虫と種によって異なります。
タゴガエルはすでに産卵期にあり、メスを招くオスの声が聞こえてきます。 
春を迎え、生きものが動き出す打吹山の自然を楽しみましょう。

   タゴガエル


 
 《活動報告》

風は少し冷たいものの、とても良い天気になり、この日を待ちわびたかのように、大勢の方々にお集まりいただきました。
久しぶりの自然観察会です。

  

今回は「どこで何が見られるか」ということよりも、観察の観点を中心に解説する観察会となりました。

  

例えば、アオキの実の赤色は熟していることを鳥に伝えるサインとなり、それが種を散布する方法となります。
ところが、緑色の実は中に虫がいる「虫コブ」で、中にいる虫が鳥に食べられないために赤くさせないのです。
赤くないのはアオキのせいではなく虫のせい、というわけです。
このように、私たちの身近な自然の中にある動植物の仕組みを、実物を例に挙げながら解説いただきました。

講師の國本先生は、毎日のように打吹山を歩き、観察・記録されています。
自由研究のテーマになるようなポイントはそこかしこにあるようです。

     
              アリジゴクを観察中                                どこにいるかわかりますか?

鎮霊神社ではめったに見ることのできないヒナカマキリの卵を、その他、冬越しから目覚める動植物の様子など、
山頂までの遊歩道をゆっくり歩きながら観察しました。

    
               ヒナカマキリの卵

もう少し気温が高ければ長谷寺の八十八所でギフチョウを見ることができたのですが、この日のチョウは
残念ながら山頂で見たアカタテハチョウ1匹のみでした。


時期を変えて開催してほしいとのリクエストもあり、またよい季節に実施したいと考えています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。



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